成功事例

アジアから世界のゲーム市場へ:台湾ゲーム業界におけるトップ開発集団、Rayark

雷亞遊戲在三年內開發出三款破百萬下載遊戲,全球下載量突破 6 千萬次
雷亞遊戲在三年內開發出三款破百萬下載遊戲,全球下載量突破 6 千萬次

創業以来リリースしたタイトルはすべて100万ダウンロードを突破

Rayarkは2011年に設立されました。初期のメンバーは16人ほどでしたが、そのうちのCEOである游名揚(ヨウ・ミンヤン)氏とインディーゲームの開発に意欲を燃やしていたメンバーたちには、Rayarkの立ち上げ前にすでにアーケードの音楽ゲームを開発した経験がありました。游名揚氏は「ゲーム性が高ければ売れると思っていましたが、市場の反応からグラフィックデザインや音楽も大事だということを学びました」と語っています。このメンバーがアーケードゲーム市場で直面した課題が、Rayarkの創立と、ゲーム開発の軸をスマートフォン向けに移すことにつながったのです

Rayarkが2012年にリリースした初の音楽ゲーム『Cytus』は、配信初日にアジア各国の有料ゲームアプリランキングの1位を獲得し、『VOEZ』もGoogle Playのトップページに掲載されました。リリースするゲームが続々と数百万ダウンロードを達成し、世界中から反響を呼びました。RPGゲーム『Sdorica』に至っては配信開始後たちまち好評を博し、わずか1か月で500万ダウンロードを達成しました。ネットでは「Rayarkの製品はどれも良品!」というようなコメントも見られ、Rayarkに対する評価の高さをうかがわせました。

 

Rayarkは3年間に3つの100万ダウンロードタイトル

GCPは堅牢で効率的なクラウドサービスとスムーズな接続を提供
を開発

Rayarkのゲームサーバーは世界中のプレーヤーを大量に受け入れる必要があります。そんな中でエンジニアたちがアプリ開発により集中できるように、堅牢で効率的なクラウドサービスアーキテクチャを提供できるGoogle Cloud Platform(GCP)が採用されました。
GCPを選んだ際の決め手は何だったのでしょうか。実は、当初使っていた回線事業者の帯域幅が不足していたため、ルーティングの調整や実測をしてもなお満足が得られませんでした。ところが、GCPの中核ネットワークは台湾の大手回線事業者と相互接続されており、通常時であれば十分な帯域幅が確保され、プレーヤーのよりスムーズな接続体験を実現可能にする優れたネットワーク環境が構築できました。これがGCPをクラウドサービスアーキテクチャとして選定した主な理由です。

 

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Google Cloud CDNで高速ダウンロードと、広範囲に及ぶインターネット環境を実現

Google Cloud CDN(Content Delivery Network:コンテンツ配信ネットワーク)は、Googleのグローバルネットワークを活用して、ゲームコンテンツの送受信を加速しています。世界中に大勢のプレーヤーを持つRayarkは、Cloud CDNを採用することで、インターネットの遅延を感じさせない迅速性と柔軟性を提供できるだけでなく、配信元サーバーの負担とコストも軽減しています。
GCPには他にもさまざまな機能があります。強力なload balancerが膨大なリクエストを処理してくれますし、フォールトトレランスとリカバリ機能が整っているため、安定性に関する問題はほとんど発生しません。運用に問題が生じた場合にのみGCPがエンジニアに自動で通知をしてくれるので、付きっきりのモニタリングを必要としません。目に見えない時間コストの大幅な節減のお蔭で、エンジニアはプログラムの開発と改善により集中できるようになりました。

 

バックエンドにGoogle Cloud GKEコンテナサービスを導入。100万人規模のゲームを難なく管理

Rayarkは1年以上前からすでにコンテナをインフラとして利用しています。Google Cloudを通じてコンテナエンジンでKubernetesクラスターを構築し、運営タイトルのバックエンド環境に使用しています(GKE:Google Kubernetes Engine)。このコンテナにより、バックエンドエンジニアはゲーム開発に集中することができ、下層となるVM管理に手を煩わされずに、アクティブユーザーが1日100万人を超えるゲーム、『VOEZ』と『Sdorica』を難なく運営することができます。GCPが提供するログ監視サービスであるStackdriverは、Kubernetesクラスターの実行ステータスをモニタリングでき、Big Queryをデータ分析ウェアハウスにインポートして高度なゲームデータ分析を行うこともできます。

 

Rayarkの次のステップは、クラウドとAI技術の融合

RayarkのCTOである鐘志遠氏は「GCPの設計理念は、大規模サービスということですから、その運用過程で生じうる問題はすべて検討済みです。つまり、その設計の方向に沿ってアーキテクチャを開発すれば、パフォーマンスの制限によるエラーを回避でき、ロジック上の問題により集中することができるのです」と語っています。

Rayarkは今後もインフラストラクチャの強化やサービス品質の向上に取り組むとともに、より多様なジャンルの音楽や質の高いゲームコンテンツを届け、より繊細で最高のプレー体験を実現し、プレーヤーとRayarkが魅力溢れるゲーム世界をさらにディープに楽しめるようGCPのAI(人工知能)技術をゲームに応用することも検討しています。

 

公司簡介

Rayarkは台湾の最大手ゲーム開発企業です。2012年1月にiPhone向けにリリースしたRayark初の音楽ゲーム『Cytus』は、配信初日に台湾、日本、香港、タイ、韓国の有料ゲームアプリランキングで1位を獲得。現在、全世界のダウンロード数は600万を超え、96か国の音楽ゲームランキングで1位を記録しています。その後リリースした『Mandora』は、全世界で1,200万超えのダウンロード数を記録し、音楽ゲーム『Deemo』も全世界で200万ダウンロードを記録しています。

 

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吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

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