広運機械工程(KENMEC、以下「広運」)はスマートオートメーションと物流システムのソフトウェアとハードウェアのサプライヤーです。 45 年におよぶ経験の蓄積に加え、百名に上る異分野のスペシャリストやコンサルタントの協力も得て、トータルソリューションをワンストップで提供しています。所要量計画から、グラフィックデザイン、製造、設置、品質保証まで、技術面と管理面の全体的な向上を図り、ファクトリオートメーションの基礎を固め、顧客価値の創造につなげています。
市場ニーズを見据えたハードウェアの効率向上と創造性
近年、広運は積極的に国際市場を開拓し、欧米地域にもサービスを提供しています。企業成長のニーズに柔軟な形で対応するため、AWS(Amazon Web Services)を利用し、そのクラウド化構築の支援をiKala Cloudに依頼することにしました。AWSを選択したことで、世界中のデータセンターを広く利用できるだけでなく、世界各地の顧客に行き届いたサービスを提供できるようになりました。AWSの100以上ものクラウドサービスツールを活用することが可能になれば、将来的に出てくる新しい戦略やニーズにも十分対応できます。
顧客のニーズを重視 IaaS利用によるメンテナンスの簡略化とコスト削減/h2>
iKala Cloudはクラウド構築を始めるに当たり、まず広運のニーズをヒヤリングした上で、IaaS クラウドコンピューティングサービスの利用から始めるよう提案しました。最初にEC2 (Elastic Compute Cloud) を利用して演算容量の柔軟な拡張を確保してから、さらにS3 (Simple Storage Solution) クラウドストレージと合わせることで、表計算から動画まで広くサポートできるようになります。広運は S3を通して社内データを集中的に管理し、その際、アクセス権限のレベルを設定することで同時にセキュリティも確保しました。また簡単な操作で重要データを瞬時に複数の異なる場所にバックアップすることができるので、データを常に十全にしておくことも可能になりました。
AWSと共同のクラウド研修 将来に向けて視野を拡大
AWS の製品・サービスは多岐にわたります。広運がクラウドの応用とそのメリットを確実に理解できるよう、iKala Cloud は AWS のチームと共同で様々な研修を行い、広運が AWS の各種クラウドサービス技術を利用してビジネスのスマート化ができるよう、さらにイノベーションの加速につなげられるよう知識を共有しました。iKala Cloud は今後もクラウドサービスだけでなく、主軸である AI(人工知能) マーケティング関連の製品も活用して、広運のセールスとマーケティング両面を全面的にサポートしていきます。
変革の第一歩 クラウド移行計画発進!
iKala Cloud と協議を重ねた結果、広運は現行の新プロジェクトを、クラウドを利用して行うことにしました。これにより、プロジェクト関係者がクラウド環境に慣れ、早く操作を覚えられるだけでなく、同時に評価も行うことで、リスクの低減がはかれます。この新プロジェクトは会社の主要業務から切り離されて実施されることになり、スムーズにかつ安心して使ってもらえるよう、状況に応じていつでも調整を加えることができるよう配慮されました。