20万もの若者が討論に参加
情報過多の時代において情報を得るためのチャネルは無数にあります。あふれるほどの情報にはフィルターにかける必要がでてきます。検索エンジンのアルゴリズムはコンテンツをフィルタリングする利器となり、コンテンツプロバイダーとユーザーの仲介人ともなっています。いかにユーザーとの結びつきを強固にし、アクセス数と広告収入の両面で他社に独走を許さないようにするかが、多くのメディアとコンテンツプロバイダーの重要な課題です。
話題のイベント(スポーツ大会や授賞式など)のためにリアルタイムのチャットルームを設置することは、最近メディアが使う、可視性とオーディエンスの定着性を高めるための大切な施策となっています。iKalaは多くのクラウドネイティブ製品を開発してきました。例えばストリーミングプラットフォームStraaSはマルチメディアのインタラクティブモジュールを提供しており、企業はアクセス数と検索ボリュームを営業収入に転換できます。クラウド上のサービスはその高い拡張性などのメリットを利用できるだけでなく、機械学習とビッグデータ分析を通じて、メディア産業に精密なユーザービューを提供できるため、メディアはコンテンツの強化とトピックのマネジメントだけに集中できます。今回、若者に人気のDcardが2020台湾総統選挙のために設置した開票実況チャットルームには20万もの若者が参加しました。
Dcardのプロダクトマネージャー、何威廷氏は「今回のiKalaの技術支援は、開発から測定、使用開始までを7日以内に終えるという目標をクリアしました。iKalaのチームが優れた技術と素晴らしい経験をシェアしてくれたので、プロジェクトのリスクとコストをかなり低減できました。また、弊社のメンバーもイベントの宣伝活動により集中できるようになり、会社として目指していたスピードと品質を達成することができました。」と説明します。
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安定性と統合性の高い下層技術で、アクセス数のピークにもスムーズに対応
安定性と統合性の高い下層技術で、アクセス数のピークにもスムーズに対応
今回のDcardとの提携を通じて、iKalaは2020台湾総統選挙の開票実況チャットルームの技術提供元となり、Dcard向けにカスタマイズしたチャットルームモジュールを構築し、開票日のサービスの全過程をモニタリングしました。Dcardのユーザーはスマートフォンかパソコンからコメントすることができ、その直感的な操作インターフェイスのお蔭で、Dcardは手軽にチャットルームの秩序の管理や、発言権限の設定を行うことができました。さらに7日以内にリンクテストを終えられたことで総統選挙の開票前にイベントをリリースすることができ、コミュニティにおける話題の急上昇にもすばやく応えることができました。
この2020台湾総統選挙の開票実況チャットルームにおけるiKalaとDcardの提携から、メディアは良質なコンテンツを提供すること以外に、テクノロジーを活用することでもオーディエンスとのつながりを強化し、交流を深められるのだということが再認識されました。信頼できる技術パートナーを見つけ、マーケティング交流ツールを適切に使うことで、マーケットとの結びつきを効果的に加速することができます。そしてメディアは本来の(役割である)話題の提供に注力することで、結果として注目度とアクセス数を向上させられることになるのです。